私たちが日常でふと感じる「もやもや」や「焦り」。実はそれらは、心や脳の自然なメカニズムによるものかもしれません。 気になってしまうその感情の裏側を、心理学の視点から少し眺めてみましょう。
なぜその感情が生まれるのか
なぜ私たちは「ネガティブなニュース」ばかりクリックしてしまうのか?。こういった感情に振り回されると、「自分は弱い人間だ」「もっとしっかりしなきゃ」と自分を責めてしまいがちです。 しかし、心理学の研究(出典:ネガティビティ・バイアス(Negativity Bias))によれば、これは人間の脳が持つ生存本能や、社会的な適応機能の一部であると考えられています。
あなたが特別に悪いわけではなく、誰にでも起こりうる、ごく自然な「心の反応」なのかもしれません。
頭の中を占めていたもの
以前の自分は、「不安」という感情をうまく理解できなかった。 ただ頭が重くなり、嫌なことだけが何度も浮かび続けていた。 褒められたことより、否定された言葉ばかりが残った。 当時は、自分が弱いだけだと思っていた。 でも最近、「ネガティビティ・バイアス」という言葉を知った。 人の脳は、危険や失敗を強く記憶しやすいらしい。 さらに、不安を書き出すことで脳の負荷が減る研究も知った。 言葉にできなかった不安が、頭の中を埋めていたのかもしれない。 書くことで、少しだけ頭の中が静かになる感覚があった。 今は、自分を責めるより、自分の脳の仕組みを理解したいと思っている。
感情を否定せず、ただ眺めてみる
「こういうメカニズムだから仕方ない」と知るだけで、自分を責める気持ちは少し和らぎます。 湧き上がってきた感情を無理に消そうとするのではなく、「あ、いま脳のクセが出ているな」「疲れているサインかもしれないな」と、少し離れたところから観察してみませんか。
答えを出さずに、いまの気分を置いておく
情報や他人の感情に振り回されて疲れたときは、自分だけの静かな空間に戻る時間が必要です。 誰の目も気にせず、いまの「もやもや」をそのまま書き出してみるのも一つの方法です。
きれいにまとまっていなくても構いません。「答えを出す」ためではなく、ただ「いまの気分を置いておく」ための場所として、まめここのノートを使ってみてください。